ゲーマーへのプロライセンス発行へ 2

こんにちは、格ゲーチェッカー( https://twitter.com/kakuge_checker )の中の者です。前回は、国内eスポーツ統合団体から2月に初のプロライセンスが発行されることが発表になったという話でした。

まず気になる点として、高額賞金制大会実現にプロライセンスは必要なのか、という所があります。大会に賞金を出す場合、全くの第三者が賞金を出す場合や、基本無料ゲームで且つ課金が対戦に影響しない場合などは、景表法には触れないと言われており、現在の日本で高額賞金制大会を開くこと自体が不可能なわけでは無いようです。実際、国内で開催される優勝賞金1億円の『シャドウバース』大会も発表されたばかりです。

※参考:カジノ合法化に関する100の質問|総括:賞金制ゲーム大会を巡る法的論争
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/9356604.html

※参考:ファミ通App「【シャドウバース】優勝賞金100万ドル!シャドウバースワールドグランプリ2018開催決定! [ファミ通App]」
https://app.famitsu.com/20171224_1205811/

しかしライセンス発行の対象タイトルには、高額賞金制大会を開いていた『モンスターストライク』(正確には『モンストスタジアム』を使った大会)も含まれています。このことからも、ライセンス発行の目的は高額賞金制大会実現だけでなく、プロゲーマーを明確にするという目的も大きいのかもしれません。eスポーツ代表団体公認のプロゲーマーたちとして業界の外へ紹介しやすくなったり、選手自身もスポンサーに売り込み易くなったりというメリットも考えられそうです。

もうひとつ気になるのはプロの定義について。ゲームで生計を立てているプロのみの大会であれば賞金が景表法には触れないとされていますが、どこからプロなのかという線引きはとても難しそうです。プロライセンス付与の方法として、過去の実績以外に、プロライセンスがかかった大会も開かれるようですが、もし大会優勝=プロライセンス発行となったら、生計を立てているという部分の説得力に欠けるような気がします。まだ分かりませんが、別途プロ契約を結ぶなど、何か用意されているのかもしれません。

※参考:ファミ通.com「日本のeスポーツ団体が統合することで、どんな未来がやってくるのか? 浜村弘一ファミ通グループ代表に聞く」
https://www.famitsu.com/news/201709/19142120.html

また、せっかく誰もが平等に競えるゲームなのに、プロライセンスによりプロゲーマーとアマチュアプレイヤーが明確に分けられてしまうことも少々気になります。ただこちらも、他のプロ競技がそうであるように、分けることで興行が成り立つようにも思えるので、何とも言い難い所です。

今後、賞金制大会やプロゲーマーというビジネス寄りの話が目立つようになって行くと思います。プレイヤーとしてはそちらへあまり目を奪われずに、コミュニティ外からの注目を利用して、対戦相手を増やす方法を考えるのが良さそうです。

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