輝Rockコラム #46 最新VRマシンVirtuix Omni体験レポート~後編~


動画の「TRAVR:Shadow Ops」は、Omni専用のゾンビゲーFPS。
短時間の動画ですがいい雰囲気です。

こんばんは、DEAD OR ALIVE(以下DOA)プレイヤーの輝Rockです。

前回、前々回に引き続き、米国Virtuix社が開発したVirtuix Omni(以下Omni)についてのレポート後編です。
今回は、スタッフの方から伺った話をもとに、Omniの今後について私なりの感想や考察を書いていきたいと思います。

Omniに対する反響

スタッフの方の話によると、アミューズメント施設からの問い合わせも最近は増えているそうです。
Omniが正式に日本で販売を開始したことを思うと、Omniを導入した商業施設のオープンは、今後十分に期待できそうですね。
2017年8月現在、Omniを使ったものではありませんが、都内にもVRアミューズメント施設は徐々に増えつつあります。

更に、Omniはゲーム関連以外からも問い合わせが増えつつあるようで、中でも意外なのが不動産関係での利用も検討されているそう。実際の住宅物件まで足を運んで室内を見学する代わりに、VRで室内を体験することによって、移動の手間を省いたり、効率を良くする狙いがありそうです。こういった、ゲーム以外のより専門的な分野での活用も今後増えていくのではないでしょうか。
もしかすると今後、予想だにしなかったようなトリッキーで便利なVRの活用法が生み出されるかもしれませんね。

今後のゲームのリリース予定、参加メーカーは?

7月中旬に新たに20タイトル程Omni対応ゲームが告知されましたが、今後も対応タイトルや新規タイトルはSteam等からリリースがされる予定のようです。

また、大人気FPS作品である「Fallout4」をOmniを使ってプレイする動画公表されており、今後も既存タイトルが対応するかたちも増えて行くことが予想されます。
ゲームメーカーから開発目的での問い合わせもあるそうなので、今後は日本国内メーカーの参入も待たれます。
しかし、現状のOmniの価格を鑑みるとまだまだ個人向けとは言い難いので、ゲーム開発は商業向けの物が多くなるのかもしれません。そのため、日本国内の主な家庭用ゲームメーカーによるOmni対応ソフトの開発は、まだまだ現実的とは言い難いでしょう。
その分、専用施設等による独自のゲームに期待したいところですね。


fallout4をOmniでプレイする様子。映像は2015年のもの。

Omniの今後の予定

現在も新製品を開発中らしく、今後も新しくデバイスがリリースされていく予定のようです。その中には個人向けの商品もあるかもしれませんが、その詳細は不明です。

実際、もし個人向けに安価な商品を作ったとしても、個人それぞれによってデバイスに対する感覚や考え方は大きく異なるので、越えなければ行けないハードルは高そうです。
価格や構造の設計等、難しい点も多いのではないかと推測します。

HMDにPSVRを使用してプレイは可能か?

ただでさえ高額なOmni。もし個人で利用しようと考えた場合、なるべくなら出費を抑えたいところですよね。
OmniでVRゲームをプレイするためには、別途ヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)が必要になります。
このHMDですが、とくに決まった専用のものが必要というわけではなく、PCに接続可能で位置検出ができるものであれば使うことはできるようです。

そのため、非公式な使い方にはなりますが、PlayStation VR(PSVR)をPC上で作動させる方法もあるようなので、PC用のHMDを持ってない場合はPSVRで代用することもできそうです。

ただし、Omni自体はHTC社のHTC Vive(https://www.vive.com/jp/product/)を使って開発しているそうなので、こちらのHMDを使用するのがオススメのとのこと。
ゲームによっては位置検出できるコントローラーも必要になるので、総合して考えるとHTC Viveを使うのがもっともOmniをプレイするのに適していると言えそうです。

総括

ここまで長々とOmniについて書いてきましたが、Omniに対する一番の感想は「とても魅力的なゲーミングデバイス」だということ。
プレイ以前の期待感も高かったですが、実際にプレイしてみてもやはり面白い。
プレイするゲームを切り換えれば、ソロプレイだけでなくチームでの協力プレイも、対戦もできる。
これまでただ観ているだけだったゲームの世界に入り込み、キャラクターとシンクロして、あるいは自分自身がキャラクターとしてヴァーチャルの世界を駆け回れる。そんな未来がすぐそこ、手の届くところまで来ているかと思うとワクワクが止まりません。

願わくば、もうちょっとお求めやすいお値段になってくれることを期待して、今後の展開を見守って行きたいと思います。

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