プロゲーマーと大会賞金5

こんにちは、格ゲーチェッカー( https://twitter.com/kakuge_checker )の中の者です。

対戦ゲームのメーカーが広告の一環として大会に高額な賞金を出すことは想像しやすい所です。しかしメーカーが自ら賞金を出す場合には、先日紹介した「賭博罪」や「風営法」に加えて「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」(以下、景表法)にも気を付けなければならない、ということが最近良く話題になっています。

景表法は、その商品を実際より良く見せかける表示を規制したり、景品の最高額を制限して過大な景品が付くことを防いだりするために設けられた法律です。よく「賞金は10万円まで」などと言われているのは、この景表法が理由となっています。

※参考:消費者庁「景品表示法」
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/
(「事例でわかる景品表示法」のPDFがわかりやすかったです)

格ゲーを例に挙げると、概ね数千円で販売されている家庭用の格ゲーにおいて大会を開き、上位者に賞金を提供した場合、格ゲー未購入者よりも、もちろん数千円で格ゲーを購入して練習したプレイヤーの方が上位入賞に有利となります。

この時、メーカー自らが提供する賞金は「顧客を誘引する手段として取引に付随して提供される経済上の利益」として後者の“景品”と捉えられ、該当する一般懸賞の景品の最高額である10万円(価格が5000円未満の場合は20倍まで)までに制限される、ということなのだそうです。※正確には総額についての限度もあり。

メディアで取り上げられる“eスポーツ”は、海外で行われている数千万円・数億円の高額賞金大会などと一緒に語られることが多いですが、「国内では10万円まで」では説得力がありません。この制限こそ日本におけるeスポーツの発展を阻んでいるという意見も聞かれます。現在、業界の偉い方々によって様々な考察がなされている最中のようですので、今後この問題が解決する日がやってくるかもしれません。

※当方は法律に関して詳しいわけではありませんので、正確な情報は必ずご自身でもご確認ください。

※参考:カジノ合法化に関する100の質問「賞金制大会を巡る法的論争、消費者庁からの公式回答アリ」
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/9355204.html

※参考:日本経済新聞「隆盛「eスポーツ」に法の壁 賞金たった10万円」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO18789710S7A710C1000000/

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